2023年10月28日、ブルーベリーも少しずつ紅葉が始まりました。昨年より3週間遅れのタイミングで始まりました。
現在の状況と土壌pHの計測結果です。
パトリオット
紅葉もだいぶ進んできました。
今年は唯一の狂い咲きで、紅葉と花が同時に見ることが出来ました。
スタンレー
果実は美味しくありませんでしたが、株本から良いシュートが2本伸びて生育状況は良好です。
チャンドラー
チャンドラーはまだ紅葉が始まっていません。
3年生が2鉢、4年生が1鉢ありますが、3年生の方が生育状況が良好です。
エリザベス
紅葉が少しずつ始まっています。
開帳性で垂れ下がる枝が多いので、来年は上に伸びる枝以外を選定して横に広がらないようにしようと思っています。
スパルタン
紅葉が少し始まっています。
今年は3年生ですが、花芽が3つしか付かずに数粒の味見程度しか生りませんでした。
木自体の生育は良好ですが、花芽があまりありません。
ブルークロップ
4年生の今年は育成状況が良好です。
ブルーレイ
昨年は調子を崩したブルーレイですが、今年は強剪定した枝から元気なシュートが発生したので、来年以降が楽しみです。
ドレイパー
紅葉は全く始まっていません。
4年生と2年生がありますが、どちらも生育状況は良好です。
パリッとした食感が育てている13品種で一番なのがドレイパーです。
ヒューロン
紅葉は全く始まっていません。
4年生と2年生がありますが、2年生の生育が少し悪く横に広がり気味です。
リバティ
少し紅葉が始まっています。
4年生と2年生がありますが、どちらも育成状況は良好です。
甘い品種との事ですが真価は発揮されず、5年生となる来年に期待です。
オーロラ
少し紅葉が進んでいます。
4月に届いた苗木は横に広がった苗で、開帳性かと思いましたが、真っ直ぐ上に伸びるシュートが3本伸びたので横に広がった枝を剪定してしまえばコンパクトに仕上がりそうです。
ピンクレモネード
紅葉は全く始まっていません。
今年の5月に花芽2つ分だけスタンレーの花粉を人工授粉してみましたが、問題なく受粉して果実が生りました。
開花タイミングさえ合えばノーザンハイブッシュでも受粉木として問題ないようです。
ハイブリッドのピンクレモネードは初めての冬越しです。
ピンクレモネードは不織布で囲う予定です。ノーザンハイブッシュは枝を縛って三角に立てた支柱に括り付けただけで冬越ししています。
2年生の苗木ですが、無事に冬越ししてほしいものです。
オニール
少し紅葉が始まっています。
サザンハイブッシュのオニールもピンクレモネードと同様に不織布で囲う予定です。
オニールも2年生の苗木ですが、無事に冬越ししてほしいものです。
横に広がる枝が多いのですが、真っ直ぐ上に伸びるシュートもあるので、横に伸びる枝を剪定し上に伸ばしていこうと考えています。
トゥラミーン
今年の4月に入手したラズベリーのトゥラミーンですが、お盆明けに8号ビニールポットから30Lのプランターに植え替えました。
8号ビニールポットに2株入っていましたので、はさみで2つに切り分けてプランター2つが出来上がりました。
大きい方の株で、全長3m、茎の直径が10mmで予想以上の生育です。
山に自生しているキイチゴをイメージしていたので予想外の出来事です。
土壌pHの計測
今年は初めて土壌pHの計測を行いました。
※硫黄粉(g)は表面50mmまでのpHを4.6にする為の硫黄粉(純度99.9%)のg数です。
昨年は鉢全体の用土をpH4.6にする為の硫黄粉を施肥しましたが、表層だけのpHが下がりすぎてpH3.6になる鉢もありましたので、次は加減して硫黄粉を与えようと思います。
pH3.6でも枯れませんでしたが、生長は止まりました。
pH3.6だった鉢もpH5.5になっていましたので、何もしなければ徐々にアルカリ土壌に変化していくようです。
品種 | 鉢号数 | 容量(L) | 10/28 pH | 硫黄粉(g) |
パトリオット | 10 | 12.8 | 6.2 | 1.6 |
スタンレー | 10 | 12.8 | 4.8 | 0.2 |
チャンドラー | 13 | 30.0 | 6.4 | 1.8 |
エリザベス | 13 | 30.0 | 6.0 | 1.4 |
スパルタン | 10 | 12.8 | 6.4 | 1.8 |
ブルークロップ | 10 | 12.8 | 6.5 | 1.9 |
ブルーレイ | 13 | 30.0 | 5.5 | 0.9 |
ドレイパー | 13 | 30.0 | 6.6 | 2.0 |
ヒューロン | 13 | 30.0 | 6.6 | 2.0 |
リバティ | 13 | 30.0 | 6.4 | 1.8 |
オーロラ | 10 | 12.8 | 6.4 | 1.8 |
ピンクレモネード | 10 | 12.8 | 6.4 | 1.8 |
オニール | 10 | 12.8 | 6.4 | 1.8 |
土壌pHは全体的に高めです。
来年の春に肥料と硫黄粉を施肥しようと思っています。
ピンクレモネードとオニールは越冬に失敗しなければ、来年は札幌の気候に合わせた開花になると思いますので、開花タイミングが合う品種があるのか楽しみです。
それではまた。
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