前回はAWS Lightsailインスタンスの作成からRoute 53の設定までをやりましたので、引き続き今回はAWS LightsailのWordPressサイトをSSL化していきます。
WordPressサイトのSSL化方法
SSL化は「bncert-tool」を使用してセットアップするだけで完了します。
AWS Lightsailホームから赤枠のボタン押下でターミナルを起動します。
※スクリーンショットを取った時点ではタブでしたが、2023年8月18日現在はサイドナビゲーションに変更されていますが、基本動作は同じです。
ターミナルが別ウインドウで開きます。
WordPressの管理画面にログインするためのパスワードを取得します。
黄枠の文字を入力すると赤枠のパスワードが出力されます。
cat bitnami_application_password
「bncert-tool」でSSL化のセットアップをしていきます。
赤枠の文字を入力してツールを起動します。
sudo /opt/bitnami/bncert-tool
赤枠のドメインアドレスを入力します。ここではこのサイトの「msf-prog-lab.com」を使用します。
このサイトはサブドメイン「www.msf-prog-lab.com」を作成していませんので、ドメインだけの設定となります。
サブドメインを使用している場合はドメインの後にスペースを入れてサブドメインを入力して下さい。
サブドメイン「www.msf-prog-lab.com」の追加を聞かれますので「n」を入力します。
WWWのリダイレクトはdisableだと言ってきますのでenterキーで次に進めます。
「http」を「https」へリダイレクトするかを聞かれるので、赤枠の様に「y」を入力します。
同意を求められるので「y」を入力します。
eメールアドレスを聞かれますので、メールアドレスを入力します。
「Let’s Encrypt」の同意を求められるので「y」を入力します。
「Success」と表示されて「Press [Enter] to continue」が表示されるとSSL化の完了です。
「https://msf-prog-lab.com」をアドレスバーに入力してみましょう。
赤枠の様に鍵マークになっていれば「https」アクセスが成功しています。
今回はここまでです。
SSL化の対応が完了しました。
SSL証明書の更新は自動的に実行されるので、今後は何も操作する必要性はありません。
次回は無料テーマの「cocoon」のトップページの作成を説明していきます。
それではまた。
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